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  • ryutaro-suda

良質な課題設定と開発のバランスを意識して、持続的な「走り方」が身に着いた

こんにちは!

CO.NECT第5期学生スタッフの須田です。


本記事では、第5期生が目指している世界や、Blockchainに興味を持ったきっかけ、プログラムに参加してみての率直な感想をお伝えします!


今回は、King's College Londonの経営学部に通う栗山さんにインタビューを行いました。


 

<目次>

  1. 海外大に通いながらCO.NECTに参加しようと思ったワケ

  2. ハイレベルな同世代の参加者から刺激を受け、講師陣と議論を深めながら「課題設定と開発の両輪を回す」

  3. 「日本の潜在的な魅力」と「海外の潜在的な需要」から正しい価値を生む

 

◆ 1. 海外大に通いながらCO.NECTに参加しようと思ったワケ


現在、King's College Londonの学部3年生で、金融や経済学を学んでいます。ミクロ経済学の観点から日本政府のインバウンド政策に興味を持ち、地方の課題を解決する手段の一つとして仮想通貨の可能性を感じています。


ファイナンス経済の歴史が長いロンドンでは、DeFiのユースケースやクリプトエコノミクスの議論が盛んです。2019年からロンドンにあるBlockchainベンチャー企業でインターンをはじめ、2020年の4月に日本への帰国を余儀なくされるまで働いていました。


帰国に際し、どうせなら日本でしかできないことをやりたいと考え、CO.NECTへの参加を決めました。周りの海外大生でも、帰国を余儀なくされ海外でやりたかったことができないでいる人が他にもいると感じ、たまたま同じタイミングで帰国していた人に声をかけてチームを結成しました。



◆ 2. ハイレベルな同世代の参加者から刺激を受け、講師陣と議論を深めながら「課題設定と開発の両輪を回す」


CO.NECTに参加した理由の一つに、サービス開発に必要な要素で、開発そのもの以外のリソースが整っているという点でした。ハイレベルな講師陣と一緒に課題の深掘りができたことや、サービスの法的側面に関する専門的なアドバイスを頂けること、同世代から刺激を得られたことに大きな価値がありました。


また、これはプログラムに参加してから気づいたことなのですが、「議論を進め、質の高い課題設定をする」ということと同時に「開発を進めていく」ことの両輪をバランスよく回すことの大切さと難しさが大きな学びになりました。特に、月1回の進捗報告会があることで開発の必要に迫られ、モチベーションを下げることなく走り続けることができました。CO.NECTは「ボクシングジムに通うような側面がある」という表現をしている方がいましたが、まさにその通りです。



◆ 3. 「日本の潜在的な魅力」と「海外の潜在的な需要」から正しい価値を生む


私たちのチームでは、「いままで価値交換ができなかったものを流通させる」ことを大きなテーマにおいて議論をはじめました。チームメンバーのバックグラウンドを考えるなかで、観光地やキャラクター文化など「日本にある潜在的な魅力」を感じながら、一方でそれが海外の人に知られていないという体験にたどり着きました。


中学まで日本で過ごし、高校から日本国外の学校に通ったこともあって「日本人って世界からどう見られているのだろう」という疑問を常に抱いてきました。私は岐阜出身で、海外からみて日本旅行といえば「東京、名古屋、大阪、京都」が定番になっていますが、他にも魅力的な場所があることを伝えたいと感じることが多々あります。


そのような、「日本の潜在的な魅力」と「海外の潜在的な需要」をうまくマッチングさせることができれば、もっと多くの価値を生むことができるのではないか。


議論の中でたどり着いた結論が、「アニメ・デジタルキャラクターのためのNFTマーケットを作る」でした。日本のアニメや漫画ファンは国政的にも多く、「Anime Society」なるものがどこの大学にも1つはあります。しかし、国内クリエイターと海外ファンの繋がりがなく、仕方なく海賊版にアクセスしている友人も多いです。


「日本のキャラクター文化」の価値を世界に広められるプラットフォームを作り、ファンの熱量をクリエイターに届けることができる世界を実現したいと考えました。VR空間上でのキャラクターデザインなど、日本のキャラクターを「収集品」ではなく「文化」として広げることができれば、価値を展開しやすいと考えています。


まずはアニメ領域に絞って開発を進めていますが、将来的には観光など、日本の潜在的な魅力がある分野にも広げていきたいです。■


 

栗山さん、ありがとうございました!

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