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  • 執筆者の写真shibano

第2期学生の最終報告会

8月29日(木)に,第2期生の最終報告会が行われました.

多くの人が集まり,大変盛況な報告会となりました.



中村丞さんは,日本におけるSTOプラットフォームの構想について,法的な規制面,クラウドファンディングサービスを踏まえたSTOのニーズについての分析を交えつつ提案を行いました.

また,デモアプリケーションも好評でした.


江口静さんはCosmos SDKを用いた独自ブロックチェーンを実装し,選挙の投票への適用を検討しました.

現実の選挙における問題点を洗い出し,それを解決できるソリューションとして提案しました.


小林俊平さんは,ブロックチェーン上の検証可能・プライバシー安全・モデル知財安全な分散秘匿機械学習プラットフォームと題して,機械学習におけるデータ所有者とモデル構築者,モデル利用者を分断でき,データのプライバシーが守られる秘匿計算を実現するブロックチェーンの構想について提案しました.


末神奏宙さんは,以前から開発をしている独自ブロックチェーンVreathを進化させました.VreathからBitcoinやEthereumなどの他のブロックチェーンへアクセスする方法,さらに,そのために求められるセキュリティ水準に関して,他のブロックチェーンから対改ざん性をインポートできる仕組みの提案を行いました.


長竜也さんは,近い将来自動運転車が世の中で日常に利用される世界を想定し,その際のタクシーの所有権をトークンによって分解し,投資家,自動車メーカー,タクシー事業者が効率的に事業を行うことができるプラットフォームの提案を行いました.


田原弘貴さんは新しい仮想通貨建てステーブルコインCalの提案です.既存の仮想通貨建てステーブルコインの問題点を指摘し,高いリスクを取る人はより高いリターンが得られるような,参加者にとって納得感が高くなるように新しく設計したステーブルコインの発表を行いました.


野地大樹さんは,ブロックチェーンを用いて個人間でモノの貸し借りを実現するサービスの提案を行いました.

スマートコントラクトをうまく活用することで,業者が介在するケースと比べ手数料が軽減されるサービスを実現できます.


管原秀太さんは,第1期からの継続参加です.

第一期のときにブロックチェーン開発支援を行うツールの提案を行っていましたが,開発支援のためのプラットフォームへとコンセプトを進化させ,トークンエコノミーを用いたユーザー間の技術情報共有,ジョブマッチングが行えるメディアが新たにサービスに加わりました.



どの方も非常に濃い内容の発表でした.

皆様長い期間本当にお疲れ様でした.

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